このページではNiP+プロジェクトについて掲載しています.


大学院生募集

当研究室では学内外関わらず,大学院生を募集しています.研究テーマ,トライボロジーに 興味のある方,お気軽にお問い合わせ下さい.

お問い合わせはこちらまで(月山准教授宛)

About NiP+ Project

Nip+ プロジェクト 

活動概要   
私たちは複写機/複合機およびプリンター等の事務機器で使用する用紙の評価についての標準化を行っています。
ユーザが快適に複合機/プリンター等を利用できることを目的として、事務機器メーカーの共通課題である紙詰まりなどの用紙から脱落する「紙粉」による不具合に着目、「紙粉量」評価方法の標準化と、評価方法の周知/運用により紙粉発生の少ない用紙の普及を促すための活動を行っています。
紙粉の少ない用紙によって事務機器のトラブルを低減するのみならず、寿命を延ばすこと、ひいては産業廃棄物の減少にも繋がります。この活動を通して、SDGs(12)に示される「つくる責任 つかう責任」を果たし、持続可能な社会の実現に貢献して行きます。

具体的な活動内容
・紙粉検出法の開発
・その他,用紙にかかる諸問題の解決
参加メンバー
  • 沖電気工業株式会社 :北村 真 
  • 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 :野口 陽平
  • コニカミノルタ株式会社 :川上 勲  
  • シャープ株式会社 :仲野 久仁昭  
  • セイコーエプソン株式会社 :畠中 祐二  
  • 新潟大学工学部工学科 :月山 陽介  
  • 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 :菊池 教行  
  • 理想科学工業株式会社 :魚住 俊介  
  • 有識者:校條 健

(所属機関五十音順)

JBMS-88の周知・運用

日本画像学会等の学会での報告、評価装置の展示などを行っています。また、評価に使用する「PLMR標準ローラー」の頒布、委託試験機関の紹介なども行っています。 ワーキンググループ内では世界の紙を測定しています。

紙評価の方法

ゴムローラを用いた紙粉検出法による評価を行っている時の動画です.紙面上をゴムローラで摩擦するだけの簡便な手法です.この試験により得られる摩擦係数より評価指数を算出することで用紙からの紙粉脱落性能が評価可能です.